進化し続ける若夏会
EVOLUTION 1
EVOLUTION 進化し続ける若夏会
当サイトをご訪問くださったみなさま、若夏会に関心を持っていただきありがとうございます。みなさまの中には、一度島を出たけれど「ゆくゆくは島に戻りたいな」と考えている方や「子育てに手がかからなくなってきたので、フルで働こうかな」と思い始めている方など、さまざまな状況の方がいらっしゃることでしょう。
一方、福祉のお仕事や当法人に関心はあるものの、「福祉のお仕事は待遇が低いらしい」「未経験が働くのは難しいのではないか」「システムなどが県外や本島に比べて遅れているのでは?」という不安がある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし若夏会は、職員の待遇を向上させ、より安心して働ける環境をつくろうと改革に取り組んでいます。変化し続ける「NEXT若夏会」の今を知ってください。
EVOLUTION 2
スタッフの働く環境の整備や
待遇アップの仕組みを充実
率直に申し上げまして10年ほど前までの若夏会は、働く環境としての制度が整っておらず、管理も行き届いていませんでした。休憩時間をスタッフにきちんと取らせていなかったり、残業代を支払っていなかったりというずさんな体制でスタッフの退職も相次ぎました。しかし職員や労働組合から改善を求める声が上がったことをきっかけに、改善していくことを決意。労働基準法を学び、専門家のアドバイスを受けながらスタッフの働く環境の整備や待遇アップの仕組みをつくりはじめました。
1カ月変形労働時間制を学んで就業規則を改定し、シフトや月の休みの日数を常に管理できるよう、勤務時間の管理のルールを徹底しました。職員にも随時説明し、現場でしっかりと管理できる体制をつくった結果、現在ではシフト通りに休みが取れ、残業時間も削減、勤務日はきちんと休憩を取れるようになりました。待遇面では、夜勤手当や資格手当など各種手当を順次、充実させていきました。
EVOLUTION 3
DX化=デジタルの活用を推進
また、職員が学び、サポートしあえる組織を目指した取り組みも行っています。職員は、eラーニングを利用した研修の受講が可能です。施設長の大泊は、沖縄県知的障害者福祉協会の研修で講師を務めながら、自身のスキルアップと、組織として職員を育成していけるよう中間管理職の育成に努めています。施設は全館Wi-Fiを整備し、利用者さんの活動記録はスマホやタブレットで記入。当システムは個別支援計画との連携や利用者さんのデータの蓄積・分析も可能で、今後活用を進めることで業務の効率化を促進します。そのほか出退勤は静脈打刻で管理、連絡や情報共有もアプリを利用とICTを積極的に導入しています。
福祉のお仕事未経験の方や異業種からの転職を検討している方も、ご心配には及びません。
馴染みやすい業務から始めることができます。
たとえば就労支援の一環で鶏舎の運営・管理を行っており、利用者さんと一緒に鶏を飼育する業務から始め、現場で活躍している職員が多数います。
職員の顔ぶれも、異業種の出身者や男性で子育てをしながら働く方など多様で、わいわいと意見を出し合いながら働ける雰囲気です。
若夏会はこのように着々と改善を重ねてきましたが、現状で満足しているわけではありません。現在、職員の働きにこたえようと、毎年昇給できる仕組み作りを検討中。これからも職員がより働きやすい環境を目指し、変化を続けていきたいと考えています。
みなさんも、若夏会の明るい未来を
ともにつくっていきませんか。